オーソン・ウェルズ初めてのシェイクスピア劇の映画化。この後『オルフェ』『リア王』も自ら手掛けることに、シェイクスピア劇の第一人者L・オリヴィエに次ぐ造詣深い映画人とも言える。黒澤明も自身の『蜘蛛の巣…
>>続きを読む同じく1948年のローレンス・オリヴィエによる『ハムレット』と比べると、本を丁寧に読み込んで文学的な勘所を教えてくれるオリヴィエ版演出がきわめて教育的なのに対してスペクタクル的なサービスばかりが過剰…
>>続きを読む 「オーソンウェルズのマクベス」にしてリパブリックピクチャーズの代表作。
さすがオーソンウェルズなだけあってけっこう良かった。説明的なモノローグが多いせいで心理描写が現代的な感覚から言うと若干まず…
今年2マクベス目。
これが巨匠オーソン・ウェルズの作った映画だというのか
ほとんど幼稚なおままごとのように見えた
それが狙いなのかどうなのか。
明らかにスタジオの角と思われる線が映り込みまくって…
3人の魔女がモクモクと煙か湯気かがあがっている鍋みたいな壺みたいな何かの中から変な見たことのない赤ん坊のような形をしてサイズ感もそれのような物体を取り出して予言めいたことを言う冒頭の場面が不気味で良…
>>続きを読む代り映えしない風景に退屈することもあったが、ところどころに見せるショットの強さと物語を進めているのではなく仕組まれた演劇をただ実行しているような虚無感(冒頭とラストの悪魔の描写のサンドイッチが見事)…
>>続きを読む