ちゃっくん

ブルークリスマスのちゃっくんのレビュー・感想・評価

ブルークリスマス(1978年製作の映画)
3.8
しまった、ゆーほー映画として6月6日に観ればよかった、休みの予定だし(T_T)/
あっち行ってこっち行って落っこちる日ですから、ゆーほーが、6月6日に。(倒置法)

ブルークリスマス
BLOOD TYPE:BLUE

エバンゲのパターン青、使徒です!の時に画面に出てるBLOOD TYPE:BLUEの元となる作品と聞き、とても観たかった作品です。プライム・ビデオ探したらあった、ありがと。
監督の岡本喜八さんはお亡くなり後、シン・ゴジラに写真のみ出演していらっしゃるそうです。
この監督は字幕の使い方を含めて庵野監督の原点の一つなんでしょうか。

SFではあります、ゆーほー……ほぼ出てきませんね。自衛隊のスクランブルでゆーほーの編隊とすれ違う時にオレンジ色の光として出るくらい?
特撮はありません、ポロリはあります。
ドストエフスキーじゃなくてドワルスキーじゃなくてチャイコフスキーでもなくて、アダムスキー!そう、アダムスキー型ゆーほーと名前だけ出ますが姿は一切出てきません、当然宇宙人の人も出てきません。
ゆーほーを見た人だか光を浴びた人だかの血が青くなります。
青くなるとどうなるのか、うん、わかりません、将来的に何かあるかもしれませんしないかもしれません。しかしどんどん増えていくと思われます。
ただ、青い血の奴らは敵だ、人では無い、というふうに民衆に刷り込ませ、煽り、ぎゃくさ…じぇのさ…こう、何というかそういう感じに持っていこうと全世界で、おそろしくおそろしい計画がクリスマスイヴに実行されます。
宇宙人がどうとかではまったくなく、人が人を、な作品です。そう、恐ろしいのはいつも人です。

派手な演出もなく2時間超ありますが、引き込まれて観てました。