りょーこ

道場破りのりょーこのレビュー・感想・評価

道場破り(1964年製作の映画)
4.0
大して道場は破らないヌボーとした侍ながら滅茶苦茶強い『三匹の侍』長門勇初主演モノクロ時代劇

オープニングロールで一時停止したり、音楽や殺陣の魅せ方も凝っていて面白かった!

60年代だからか大袈裟な剣戟音がないのも新鮮。
でも斬られた際のグロはちょいちょい挿入される。

長門のコミカルな芝居と迫力の殺陣で、緩急ついた良作でした♪



神道無双流の極意皆伝までした三沢伊兵衛(長門勇)。

今は家老の娘、妙(岩下志麻)と駆け落ちし、名前を偽り、バラバラに隠れて過ごしながら、関所通過の際の賄賂を貯めている。

道場破りや武道賭け試合で稼ぐが、心優しい伊兵衛は貧しい仲間たちに分け与えてしまい、なかなか貯まらない。

しかしある日、以前助けた千草(倍賞千恵子)の父親、小室が仕官しないかと持ちかけてきた。

これでやっと夫婦幸せに過ごせる。

そう思った矢先、追っ手や謎の男、大庭軍十郎(丹波哲郎)と名乗る男が現れて……



丹波哲郎が若くてイケメン!
倍賞千恵子は超絶可愛い!
岩下志麻はキリッと美人!

そこに長門勇のタヌキなユルさが映えますねぇ~

よくある話ながら、見せ方や脚本が上手くて新鮮味溢れる良作になっていました(*‘ω‘ *)

これは面白いぞっ!!

てなわけで、続編へ♪
りょーこ

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