あろは

カメレオンマンのあろはのレビュー・感想・評価

カメレオンマン(1983年製作の映画)
3.8
他人と同化する人間カメレオン。

主人公の名前「Zelig」を様々なフォントで、多重人格を表現したパッケージが印象的。ユダヤ系であるウッディ・アレン自身が、自己防衛するために取ったであろう生存戦略を、ドキュメンタリータッチで描いてみせる。

ミア・ファロー演じる博士の治療と愛情で、人間としての個性を取り戻す。

その後の2人の実生活は、養女を巻き込んだ泥沼の関係になるという、人間カメレオンの盛大なエンディング。

製作費不明
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