ぼむ

ペパーミント・キャンディーのぼむのレビュー・感想・評価

4.0
レールの上を走る列車のシーンが巻き戻っていくと共に時間も巻き戻っていく。
本来自分の性格には合っていない生活を送り破滅に至った主人公がなぜここに至ったのか。
なぜこうなってしまったのか?という疑問を説明するために列車は逆走しどんどん過去にさかのぼっていく。
そこで発生する「なぜ?」。ペパーミント・キャンディーとカメラというキー・アイテムを乗せてまた列車は過去へと向かう。
結果はわかっているからこそ、過去の生活に見入ってしまう。この構成は秀逸だと思う。
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