連日イチャンドン監督の映画を観ていよいよ有名どころ制覇してきたか。。。
始まりが終わりである、なんとも面白い構図だが、そのせいで絶望的な映画。
1人の男の人格が崩壊していく姿を見ていくのは、本当に辛い。光州事件を知る良いきっかけとなった。
戦争や紛争において、死者数は統計的だがミクロで見ると心が死んでしまう若者は少なくないのだろうと現実を考える。
ただ、この男の良い時の性格やスニムとのエピソードが少なくて、元の状態を飲み込めず終わってしまったのは惜しかった。
人間は死ぬ時、最も良い時の姿で死ぬと聞いたことあるがこういうことなのか。。。