とびん

天と地のとびんのネタバレレビュー・内容・結末

天と地(1993年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

自然と共に生きる村で暮らしていた少女が、戦争によって自由な生活を蹂躙され、苦しみもがきながらも、生き抜いていく話。
南北戦争を細かく描いたノンフィクション。
途中、レイプされるシーンや拷問されるシーンがあって結構ショッキングな作品になっている。ただ、だからこそリアルだし、戦争なんてものは二度と起こしてはいけないと再確認できる。
後半は、結婚しカリフォルニアに移住する主人公。国柄もよく、ある程度裕福な暮らしができるようになった。しかし、結婚相手が自分たちを痛ぶってきたアメリカ兵ということとベトナムとアメリカの文化の違いから、距離ができてしまう。
最後、夫が自殺してしまうのはかなりショックだった。
悪い意味で驚きが多くあり、現実的すぎた。
『神様は冷たいのではなく、あまりに現実的だった』というモノローグがとても刺さった。
戦争はよくないです。
とびん

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