すけきよ

セントアンナの奇跡のすけきよのレビュー・感想・評価

セントアンナの奇跡(2008年製作の映画)
3.5
長尺戦争映画である。二次大戦下における黒人部隊への差別と悲劇をイタリアを舞台に描いた作品。ナチスの良い人をはじめとし、人種の一方的、画一的描き方をせず、多様な描き方に差別に対する監督の考えが理解できる。不思議な少年も出てくるが思いの外ファンタジー要素は少なかった。時にセクシーな場面や激しい戦闘など、娯楽的要素も織り込まれていて、俯瞰的で裾野の広い作品になっている。尺が長く疲れるがラストで回収してくれるかも?😆名作です。
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