皮肉な境遇に置かれた黒人兵の葛藤と彼らが体験したひとつの奇跡を、史実を織り交ぜ描く。
1983年のニューヨーク。ある日、真面目な郵便局員が突然、客としてやってきたある男を射殺した。その郵便局員は…
ミステリーのようにはじまるが、観客は犯人の意図がわからないまま、戦争、しかも同じ国なのにレイシズムが支配している場面に連れていかれる。対ナチスとの闘い、パルチザンの内部抗争、イタリア女性との恋愛関係…
>>続きを読む少し長い作品だったけれど、そんなこと感じないくらい観入ってしまっていた。
(わからないところがいくつもあり2回目観てやっと納得)
当時のアメリカ軍が黒人に対する差別がここまで激しいとは全く知らなかっ…
80年代のNY。郵便局の窓口で切手担当の定年間際の職員が、客の顔を見た途端、銃をブっ放してその客を殺害するという事件が起こり、なんだかミステリーっぽい出だし。
その後、第2次世界大戦中に話が飛ぶが…
スパイク・リーは前作の「インサイド・マン」で面白さに徹しており、これまでの作風とは明らかに違っていた。
このまま変化を遂げていくかと思いきや、そうはいかんとばかりに逆戻り。
再び社会派としての側面が…
何やら設定が『プライベート・ライアン』+『ショーシャンクの空に』のような雰囲気で、既視感バリバリの一作。
スパイク・リーはたまに頓珍漢な映画を作る時があるのだが、これなんかもその一つ。後半の少年を…
戦争は悲しみしか生まない。
いつもそう思うのだが
こうして、罪のない人々が
大虐殺されるのは
言葉にならない。
スパイク・リー監督らしく
黒人差別問題も取り入れ
敵であるドイツ兵の中にも
無駄に…