菩薩

白い肌の異常な夜の菩薩のレビュー・感想・評価

白い肌の異常な夜(1971年製作の映画)
3.8
時は南北戦争末期、女子学院近くの森の中で、傷だらけの北軍兵士(敵側)が保護される。そんな男子禁制の女の園に突然投げ込まれた闖入者が、徐々に彼女達の眠れる女の性を掘り起こしていく…っていうAVみたいな設定。

とにかくイーストウッドはヤリたい放題、「おい、ちょっと変われ」って感じで、開始早々に13歳の少女にキスをするという(私はロリコンではない)、青少年保護育成条例に抵触しそうな行為をかました後も、近親相姦経験者の院長、処女の先生、元アバズレの17歳と四角関係を形成します。

それも一つ屋根の下で行うわけですから、当然矢口パターンに発展し、お決まりのごとく「サノバビッチ!」と罵倒され見事な階段落ち…。元の傷以上、右頸部開放骨折という大怪我を負い、ノコギリでギッコギコと…。まぁ哀れと言うか天罰と言うか。男女間に性が絡むとロクなことないですね。とりあえず、やっぱり女って怖いです。

一番の見せ場はミドリガメを投げるイーストウッドです。終わり方も超怖くて、なかなかのカルト映画でした。
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