ぱりぱり

麦秋のぱりぱりのレビュー・感想・評価

麦秋(1951年製作の映画)
4.0
ショートケーキのシーン大好きだなあ🎂

小津さんの作品には「良い人」ばかり出てくるけど、
お説教臭かったり、御伽噺みたくならないのは、笑顔の奥にある悲しみと、幸せと引き換えに生まれる悲しみを、一瞬見せてくれて、その悲しみを登場人物たちが仕方ないな〜と言って潔く受け入れるところにあると思う

笑顔を絶やさない原節子と淡島千景が素敵だ〜
「売れ残り」だとか言われても、卑屈にならずに、時にはプリプリ怒って、基本ニコニコして生きていく姿勢を少しは見習いたい!

専務、トーキーっぽい見た目といい、笑い方といい、いい味出してます