バナバナ

カウボーイ&エイリアンのバナバナのレビュー・感想・評価

カウボーイ&エイリアン(2011年製作の映画)
4.0
前半、謎の流れ者の男が町のダニを退治するという、西部劇では定番のシーンもしっかり入れながらも、この映画の敵はエイリアンなので、
白人、流れ者、強盗団、インディアンと立場の違う者達が一つの目的に向かって協力する、という今風の考え方で繋がっている。

そして今回は、ハリソン・フォードが町を牛耳っていて悪者かと思わせる、癖のある偏屈な大牧場主を演じていたのだが、皆と協力するうちにだんだん角が取れてくる、
…というところも上手く脚本に練り込んでいて、
最近観た『マグニフィセント・セブン』が想定内過ぎてつまらなかったので、こちらの方が西部劇の混沌さがよく出ていて、意外と面白く観れました。
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