このレビューはネタバレを含みます
男はつらいよ 22作品目
オープニングは傘地蔵?
旅先では若かりし頃(?)の大滝秀治演じる坊さんに女難の相が出ていると言われ、また、若かりし頃の泉ピン子に出逢う。
旅先の舞台としてはようわからん。。
マドンナは大原麗子演じる早苗。
今回は最初の旅が多め。博の父に会う。
→旅から帰ってくるとひと悶着あり、旅に出ようとするが、早苗に会って旅に出るのをやめる
→失恋して旅に出る
といった流れ。
前半が旅、後半が柴又なので後半はずっととらやの皆のワイワイな感じが観れる。
自分より昔から早苗に惚れている男をすっと勘ずいて、自分が身を引くあたりが寅さんの粋なところ。
こういうところの粋さは本当に魅力的。
今回は上手くいくんじゃないと思わせる辺りは山田洋次監督の腕の高いことが分かる。