父親不在、病気がちな母親の家庭にいる少年ジョバンニは、唯一の友達であるカンパネルラを除いては学校でも仲間外れにされていた。少年は自らの居場所を確保するため銀河鉄道と言う空想を生み出す。だがカンパネル…
>>続きを読むジョバンニは放課後、文選工の仕事をしている。彼の唯一の友達はカンパネルラだが、最近はあまり口を聞かなくなっている。
星祭りの夜、ジョバンニは病気の母親に牛乳をとりに行くため、一人町はずれを歩いていた…
初見以来30余年ぶりの再鑑賞。いささかも古びず宮澤賢治が遺した独自世界の雰囲気を損なうことなく映像化していることに嘆息感動。ますむらひろしの猫をメインキャラクターにしたことが、観る者それぞれが大切に…
>>続きを読む上野の東京国立博物館で毎年やってる博物館で野外シネマの2015年の上映作品。
小さい頃に一度観ていたものの、正直ストーリーとかはうろ覚えだったんだけど、あの感情を感じとれない不気味な雰囲気ははっき…
原作含めて全部が好き。小学生の頃から宮沢賢治ラブだけど、大人になった今でもラブ。国語じゃない授業の時に隠れて「やまなし」を読んで(しかも教卓の目の前)めっちゃ怒られた記憶がある、、出席簿でおもいっき…
>>続きを読む面白かったー
鳥肌たった
途中眠くなった
がすぐに回復
ジョバンニが実際のカムパネルラの死よりも汽車の中でいなくなってしまった時の方が激しく悲しんでいたのって、イマジナリーカムパネルラが消えることの…
封切り当時の私は、この映画にキリスト教的世界を感じて、一緒に観た人に、そう話した。でも、家に帰って調べてみたけれど、宮沢賢治とキリスト教の接点は見つからず「間違ってました」と訂正した。今の私は、訂正…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
観た後に杉井ギサブロー監督のドキュメンタリー映像も少し見た。宮沢賢治の銀河鉄道の夜をどこまで抽象化して表現できるかという試行錯誤の中、生まれた猫のキャラクターデザインらしい。
観終わった後の言語化で…
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