ポルりん

マジンガーZのポルりんのレビュー・感想・評価

マジンガーZ(1973年製作の映画)
3.5
■ 素晴らしい子供向け教育アニメ
本作を子供が観ると

・バイクに乗ってる人に襲い掛かると、怪我する事を理解することが出来る。

・電線に触れると感電死する事を理解することが出来る。

・人を騙すんだったら、口だけでなく実物を見せる事により説得力が生まれる事を理解することが出来る。

・土砂崩れが起きると、家がつぶれる事を理解することが出来る。

・相手を罠にかけるためには、その前に思考力や判断力を欠如させ、罠だと分かっていても行動させざろう得ない状況を作ることが肝心という事を理解することが出来る。

・相手を説得させる場合は、色々と理屈を述べるのではなく、実際にこうしたいと未来のことを述べると説得力が上がる事を理解することが出来る。

・戦略を練る場合、1つだけ戦術を立案するのではなく、作戦が失敗した場合も考慮し、いくつもの戦術を練る必要がある事を理解することが出来る。

・敵が動けなくなった場合、ウダウダ話してないで、一気に急所を狙うことが重要。話している間、敵は戦術を練り状況を打開しようとする事がよく分かる。

・限度はあるが、大抵の場合は、言い訳をせずに真摯に誤れば許してくれる。どっかの政治家のように言い訳ばかりで謝罪もしないと、憎まれる事を凄くよく理解することが出来る。



■ ドクターヘルは上司の鏡


ドクターヘル「失敗したから死ぬというのか・・・。」

あしゅら男爵「はい・・・お許し頂ければ・・・。」

ドクターヘル「馬鹿者!!死ぬ覚悟があるなら何故マジンガーZを倒そうとは考えないのじゃ!!!」

あしゅら男爵「・・・。」

ドクターヘル「人間の知恵は無限じゃ、また悪知恵も無限じゃ。」

あしゅら男爵「・・・。」

ドクターヘル「お前はワシに忠誠を誓った以上、悪知恵の限りを尽くしマジンガーZを倒し世界を征服しなければならない。死ぬのはその後でいい。」

あしゅら男爵「はい!!」(やる気に満ちている)


感激した!!!

まさに上司の鏡!!

真に素晴らしい上司は、部下に自由な行動をさせ尚且つやる気を出させる人を指すと思う。

そして、部下が過ちを犯したら正しい方向に導き、その責任を負う。

これこそが上司の役目である!!!

何でもかんでも部下に責任を擦り付ける、どっかの政治家は是非マジンガーZを鑑賞し、その腐り切った考えを見直してほしい。


次回予告を観ると、次は2体でマジンガーZを責めてピンチに陥れさせるらしい。
何でそれ今回の話でやらなかった!!!

作戦通り、マジンガーZはエネルギー切れを起こしたし、機械獣があと一体でもいれば間違いなくマジンガーZを倒せたはずだ!!!
ポルりん

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