いや、普通に、ずるい。ずるすぎる。
かもめ食堂を観た時あまりしっくりこなかったので、めがねを鑑賞して私はちゃんと日本で育ち日本が好きなんだなぁと実感した。あの定番の朝ごはんが好きなんだなぁと。みんなで食卓を囲う大事さとかも含めて。
手書きの地図を見て行きたい場所に行けるか行けないかみたいな手間も、甲殻類を食べる時の手間も、道端のヤギも、携帯が繋がらない島も、全部いまアタシが欲しいもの。
なんでもあってしまうこの時代に、なにもない環境は本当に本当に大事なのである。
てか海老食う映画は大体おもろいのなに。
アタシもオセロで相手の順番待ってる間にマンドリン弾きたいよーー、おばさんはオセロ弱すぎでめちゃ良かったし。
編物しながらこの映画を観たのが正解だったね。
あまりに綺麗すぎて現実味がないけれど、荻上直子さんらしい?
生き急いでいる感じの主人公とこの場所との対比が分かりやすくてとっても良かった。