たい焼き

めがねのたい焼きのレビュー・感想・評価

めがね(2007年製作の映画)
3.6
かもめ食堂や南極料理人が好きなので、同じ雰囲気であるという今作を視聴。
(配信がやや高かったので近所のTSUTAYAでレンタル)
小林聡美演じる主人公のタエコが「携帯電話が繋がらない」という理由で選んだ南の島が舞台。
特に観光地があるわけでも何をするわけでもなく、皆がマイペースにゆっくり過ごす生活と時間が見てて心地良い。
初めは他人との共同生活することや独特の距離感の近さに戸惑っていたタエコだったが、次第に打ち解けて馴染んでいくまでの描写が丁寧でよかった。
サクラさんとの自転車のシーンとあずきを茹でてるシーンを眺めるところは特に好き。
みんな親切で仲が良いけど、パーソナルな部分に踏み込みすぎないのが一緒に過ごす上で心地良さそう…私もこんな生活送ってみたい。
ストーリー自体に大きな展開がある訳ではないけれど、何もしないゆっくりした時間を過ごす大切さみたいのを思い出した。現代は情報が多すぎることで疲れてしまうこともある…
あとご飯のシーンがどれも美味しそう!みてるだけで丁寧な暮らしを送った気分になった笑
たい焼き

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