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めがねのmakirakiraのレビュー・感想・評価

めがね(2007年製作の映画)
3.6
たそがれは得意ですか…?


先日「彼らが本気で編むときは」を観たら、他の荻原直子監督作品を観たくなり、まだ観ていなかったこちらをレンタル♪

…。

……。


この「間」はなんなんでしょうねぇ。
独特…。


そして、とてもご飯がおいしそうなんですよね~。
でっかいエビ、あずきたっぷりかき氷、焼肉etc.…
きっとこの監督は食べることが好きなんじゃないかしら。

「トイレット」では確か餃子をすごーく食べたくなった記憶が!


南の島へやってきたタエコ(小林聡美)。
宿の主人のユージ、春になると島へやってくるサクラ、高校教師のハルナ、みんなちょっと変わっていてなんだかついてゆけない…。

鑑賞していると始めのうち、小林聡美のつれなさ加減が鼻についてしまうが、もし宿の人が朝目が覚めた時に部屋にいたりしたら(笑)私もこんな風にちょっとやな感じになっちゃうかも?

いきなり馴れ馴れしいような、図々しいような…。

なんなんだ…。


見進めていくとどんどんユルくなる。

現実から逃避行したくなるくらいユルくなる。

ときどき映る、宿の犬もユルかわいい…。

仕事に疲れきって癒されたくなったら観るのがいい。

こんな風に生きてもいいのかも。
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