ダーク魔カスコス

北京原人の逆襲のダーク魔カスコスのネタバレレビュー・内容・結末

北京原人の逆襲(1977年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

🦍北京原人の逆襲👩🏼
〜絶対北京原人じゃない学説〜

10階建てのビルより高い北京原人(笑)が、ブロンド女ターザン・サマンサを性的な目で見ながら香港の街を破壊する、キングコング映画です。
北京マンの哀愁漂う顔がたまりません!彼と一緒にサマンサを性的な目で見守りましょう。

😆こんな人にオススメです
・性的なブロンド女原始人原理主義者
・昔の特撮大好き
・キングコング風ならなんでもいい

😨こんな人には不向きです
・ビキニ女ターザンは女性搾取だ💢
・マーベル製CG映画を見て育ったので特撮なんかダサくて見てられない
・洋画しか見ない

※以下ネタバレです

なぜ北京原人というタイトルなのかはそっとしておくとして、北京マンの最初の大虐殺がちょっとよく分かりません。映画を最後まで見ると、割と大人しいヤツだと(そしてスケベなヤツだと)分かります。ではなぜ、冒頭で現地民を殺しまくったのでしょうか?
そっとしておきましょう👍

この映画、異常にテンポがよかったです。映画開始直後から北京マンが出現し、現地民を殺しまくります。そのすぐ後にはトントン拍子で主人公の秘境探検が決定し、ベタな冒険がコロコロと展開され、北京マンと遭遇し、ヒロインと恋に落ち、なんの問題もなくすんなりと香港行きが決定し、当然のように人権無視な扱いを受け、北京マンが暴れ出します。
制作陣はテンポを落としたら死ぬ呪いにでもかかっていたのでしょう。
ストーリーはハッキリ言ってつまらないのですが、テンポがあまりに良く、特撮も良く、美女も良い塩梅で、最後まで楽しく見れました😃

馬鹿みたいに安いBlu-rayでしたが、特典として冊子がついていたり、メイキングがしっかりと当時の様子をつたえていたりと、なかなか豪華でウケました🤣
日本人の特撮魂を北京原人に見た!