針井堀田

北京原人の逆襲の針井堀田のレビュー・感想・評価

北京原人の逆襲(1977年製作の映画)
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キングコングを下敷きにした、かなり変てこな娯楽作。カオスでいて切なくもあり好きなやつだった。

ネパール産なのにペキンマンと呼ばれる巨大な猿人、現地のジャングルで暮らす広東語ペラペラ金髪女性ターザンに、実際に芝居する象・虎・豹・コブラ...

特撮パート・実写パート・素材のコラージュが絶妙。返還前の和洋折衷ならぬ、華洋折衷な香港の街並みがたまらんかった。

短パンの現地警察かわいいな。

劇中3度もベッドシーンに乱入する北京原人がシュールだった。