みーちゅう

北京原人の逆襲のみーちゅうのネタバレレビュー・内容・結末

北京原人の逆襲(1977年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

ゴジラの川北監督がデストロイアで香港大好き話をしててきっかけである出稼ぎ作品が気になったので視聴。
特撮のお手伝いで東宝特撮スタッフが参加しているので、ショウブラとゴジラ好きにはたまらないコラボである。
ショウブラ見てるのに冒頭の村のセットとか東宝!って感じで興奮します。
ペキンマンの中の人は基本的にマトリックスのアクション監督してたユエン・ウーピンの弟の一人である袁祥仁が担当。最後のビルの爆弾セット隊員姿で「あきらめろ」って言ってるのがそうです。
吳杭生と徐少強のログアウトが早いっ!底なし沼だったり崖から落ちたり。
虎の口に違和感があると思ったら牙抜いたり粘着テープで開かないようにしたり爪切ったりしてると聞いて、そりゃガイドの脚も噛み切りたくなりますよと思って見てたけど、脚は演技でも牙抜くのは演技じゃねぇからな…(怒)
「武闘拳 猛虎激殺!」とかGメン75のシーザーはたまにぬいぐるみ使ってるシーンあるけど、こっちは抜いてある分安心☆ってこの野郎!!
ノーマンくん一人になった所でペキンマンに掴まれる。いいぞ。1/1スケールの手足作ってて金あるなぁ。ショウブラの金だからか。
女ターザンはなぜ美女なのか。目の保養だから。走ると乳が出ます。予告でも出てるけど。
豹も出てきたけど、口縫ってるの?ってくらい鳴いても「ふご~」って感じでちょっと膨らむだけで全然癒されねぇ…イチャイチャしてる場合じゃねぇぞダニーさん…。
よくわからんぽっと出の中国人に寝取られてるペキンマンよ…。涙も出ますよ。
ペキンマン脱走してからの香港のミニチュア細かいな~と思ったら香港スタッフの腕だった。洗濯物とか植木鉢とか。建物の中の家具まで作ったっちゅーんだから細かい。
チンピラ全開だった谷峰は掴まりからのポーイで踏みつけ。こういう時は血出ないんですね。血吐いてほしいけど。
モブも踏まれるけど、うつ伏せで倒れたんだからうつ伏せで踏まれて欲しいわけよ。
ビルになってからが香港スタントマン推しの出番なんだけども短い!ユンケイさんくらいみんなアップで欲しいわ。大事な迷彩服。
最後の燃えるペキンマンのスタントは、会社が保険かけないからってごねた袁祥仁の代わりに造形やった村瀬さんがやったというんだからすごい。村瀬さんありがとう。

特典映像がこれまた素晴らしい。蛇王子のメイキングとか貴重~。よくぞ動画撮ってくれた、と思うショウブラ宿舎とか若い川北監督とか。素の袁祥仁まで見れて感無量。
川北監督が出てるから探してね☆ と言ってた部分は、ペキンマンが香港到着した際のモブ群衆の中におります。
長い髪のダニーさんはいいものだ。
インフラマンが恋しくなる。


ペキンマンしょーじ +0.2
東宝スタッフGJ +0.2
村瀬さんスタントえらい +0.2
ペキンマンに掴まってからのポイ踏み +0.2
迷彩服スタントマンたち +0.1
ネコ科の扱いが最悪 -0.5