1915年公開のため、撮影されている時期を考えれば、ドキュメンタリーではないとしても資料価値のある作品だと思った。すでに言及されているように、白人視点での歴史の叙述であって、手放しに傑作とは言えない…
>>続きを読む今日の映画の礎を築いた功績はやっぱり凄い。
この時代に189分の作品を撮るってだけで既に人間業じゃなかったはず。
ただ、『イントレランス』を撮った監督とはとても思えない酷く差別的な内容。
時代的に致…
【人種差別問題を考える】2023年69本目
TSUTAYAディスカスにてレンタル鑑賞。
評点はなし。
はじめに、この映画は白人至上主義団体KKKの正当性を主張してしまっている人種差別的映画である…
現在に通ずるあらゆる映像技術、演出を導入した作品であるが、まだ映画黎明期であり、今ではあらゆる視覚効果が映像に用いられていること、そして上映時間が3時間ということもあり、今の人が通しで観ると途中で飽…
>>続きを読む技術と思想を分けて、思想はアカンが技術は良いみたいな議論をよくされる本作だが、そんなに簡単に分けられる話でもない。グリフィスが用いるクロスカッティングやパンフォーカスといった技術はもっぱらサスペンス…
>>続きを読むD・W・グリフィスが監督を務めたアメリカ初の長編映画。およそ3時間もある。
クロスカッティング、クローズアップ、フラッシュバックなどの当時としては革新的な表現方法が特徴的で、アメリカ映画の基礎を確…
SFXもりもりの作品を見まくった目から見るとめちゃくちゃ眠くなる作品なんだけど、1915年にフロスフェードやフェードイン・アウトをゴリゴリに使って、かつ3時間近くの作品を賭けで作ったのは最高にかっこ…
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