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芝居道のAのレビュー・感想・評価

芝居道(1944年製作の映画)
4.5
傑作。成瀬巳喜男×八住利雄の芝居道でもあり、、。
やや斜めにキャメラを置き古川ロッパのバストカット→廊下側から引きでガラス障子や室内の障子の隙間に見える山田五十鈴をおさめたカットへ繋げる鮮やかさ。惚れぼれした。「よく耳を澄ましなはれ、花火の音にもいろんなもんが聞こえるもんや(大意)」というセリフも良かった。時代的にプロパガンダが入ってくるのは大前提になるわけだけどそういった要素がうまく噛み合い、ラストの花火と部屋の繋ぎ方で一気にシーンの空気を前向きハッピーに変えるのも好きだった…。
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