見てたら「ニューシネマパラダイスやな」って思ったけど、芸事ものではありがちなお話なのかな。戦時中ということで、日清戦争中として設定され劇などに使われるが、あくまで風景として流れているのみ。
「勝利続…
「そんな惚れ方なら、どんなおなごにもできます」
こんな挑発!
直接的すぎるのではと思えるほどのメッセージも矜持を感じさせ、素直に受け取れる。
信濃屋と大栄の(同志と認めるが故の)皮肉の言い合いや…
目新しい話ではないけど、山田五十鈴と長谷川一夫、恋仲のふたりがラストまで相対さないのがいいな。故にロッパが五十鈴に身を引くことを頼むシーンの濃密さが増し増しになってるような。ひとりの役者を世に出す周…
>>続きを読む日本家屋の設計に沿ったカメラに、舞台上の役者を魅力的に抑えるカメラワーク。そして黒白映画ならではの夜の提灯の明かりの美しさよ。痛みを背負い生きていく人間のちっぽけさと、芝居にかける青年と師匠の想い(…
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