頭にいきなり「撃ちてし止まむ」の字幕が出てマジでゾッとする。1944年。なんつー時代だ。『鶴八鶴次郎』では長谷川一夫とあんなにバチバチやってた山田五十鈴が、今回はひたすら慎ましいんであんまり面白くな…
>>続きを読む大阪の興行師の大和屋は、人気役者・新蔵の将来を心配するが…。
すごく良かった。成瀬の作品の中でも万人受けする内容。登場人物が思い合っているのに素直に感動する。凝った映像や芝居小屋の美術は素晴らしく…
『芝居道』(1944)成瀬巳喜男。戦前の傑作『鶴八鶴次郎』の長谷川一夫、山田五十鈴と再び組んだ芸道もの。2人に加え古川緑波の渋い役もはまった。中古智の立派なセットでまさにしっかりとした画に。戦争末期…
>>続きを読む見てたら「ニューシネマパラダイスやな」って思ったけど、芸事ものではありがちなお話なのかな。戦時中ということで、日清戦争中として設定され劇などに使われるが、あくまで風景として流れているのみ。
「勝利続…
「そんな惚れ方なら、どんなおなごにもできます」
こんな挑発!
直接的すぎるのではと思えるほどのメッセージも矜持を感じさせ、素直に受け取れる。
信濃屋と大栄の(同志と認めるが故の)皮肉の言い合いや…