桔梗F

地上5センチの恋心の桔梗Fのレビュー・感想・評価

地上5センチの恋心(2006年製作の映画)
4.3
人を幸せにする妖精は…おばちゃんだった

夫に先立たれた平凡な中年女性と人気ロマンス作家のファンタジックラブコメ。

かなり特殊なラブコメです(;>_<;)
主演オデール役のカトリーヌ・フロは美人の名女優ですが、撮影当時すでに50才。

相手役のアルベール・デュポンテルもカメレオン名優ですが、特にイケメンでもなく、見た目おっちゃんである(;゜∇゜)

しかし!これがまたおもしろい( ;∀;)
泣ける!感動する!ほっこりする(。>д<)

こちらもレンタルで見終わった後、即日DVDポチってしまった作品です(*´-`)
女子並に衝動買いですわ。

ヒロイン設定は、夫を亡くし、ゲイの息子と情緒不安定の娘を育てるシングルマザー。

仕事は、デパートのコスメ売場店員で、給料だけでは生活できないので、内職もしながらという、ややきつめの生活。

しかし、オデールは底抜けに明るく、天真爛漫で、天然ボケ(;゜∇゜)
なんで、こんなに幸せそうなの?と驚くくらい楽しそうな人生の歩み方。

主人公の不思議ちゃん設定は「アメリ」や「モンテーニュ通りのカフェ」風味(*´∀`)

とにかく、素敵な音楽、濃いキャラの脇役&ちょい役たち、ゆるいギャグのオンパレードo(^o^)o

基本的に、日常生活の描写中心なんで、あまり大事件も起きず、雰囲気や笑いのツボが合わないと爆死映画(/ー ̄;)

地味ながら、シナリオがたいへんしっかりしており、終盤には、はらわたが煮えかえるくらいのきつい同僚の仕打ち(# ゜Д゜)

切ない展開( ;∀;)

見終わった後のほっこり感がとんでもない素敵なラスト♪

と、落ち込んだとき、鬱っぽいとき観ると、元気がもらえる名作o(^o^)o

一番好きなシーンは、別荘で「マルティニークのチキータ・マダム」をみんなで踊るとこ(*´-`)
ほっこり感がヤバイ(;゜∇゜)

ちなみに、狙ってる映画好き3~40代女子に、
「ぼくの好きな映画は実は『地上5センチの恋心』なんだ。」と言えば、
ほぼ確実に落とせます。
↑これマメな
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