さく

ベスト・キッド2のさくのレビュー・感想・評価

ベスト・キッド2(1986年製作の映画)
2.0
冒頭、前作の勝利シーンから浮かれて変な服着てのぼせあがるという、ロッキー・バルボア、キン肉スグルと行った歴代ヒーローの様式を忠実に守って登場のダニエル(どうもダニエル「さん」とは呼びたく無い)。

舞台は沖縄に移り、新たなヒロインも登場するなどしてミヤギさん版『男はつらいよ』みたいな展開です(そんなんじゃない)。

ダニエルは前作に比べればあまりイライラさせられないものの、修行に勤しんでいる様子もほとんど無いし、ただ新しい女を見つけに来ただけ。何しについてきたんだ。当初はそれなりに頑張っていたらしい沖縄の勉強とやらもいつしか忘れて女と惚けている。

「ミヤギ流でんでん太鼓拳。信じられん.....あの伝説が本当だったとは...!!」
「知っているのか雷電!?」
「うむ」
「二千年もの歴史を誇るミヤギ流沖縄空手の核となるでんでん太鼓拳。この奥義に使用されるでんでん太鼓は一般に用いられるものとは全くの別物であり、その目的は拳法者の肉体・戦闘能力を極限まで高めることにある。本州への伝来は『ベストキッド3』がきっかけとされる 民明書房刊『沖縄空手大武鑑』より」

私のような素人にはただのノーガード戦法にしか見えなかったが、奥が深いのだ。3、4は見る必要あるのかこれ....
さく

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