ゴジラシリーズじゃないだけで見落としがちな一作。確か初見は今は無き銀座シネパトス。
宇宙からのアメーバに侵略されて南海で怪獣が大暴れ。
よく言われているけど、ポスターではゲソラ、ガニメ、カメーバが戦ってるのに、本編じゃゲソラと他の絡みがないんだよね。
まあおかげで、人vs怪獣の図式になってわかりやすくはあるのよね。平成ゴジラ以降の人vs怪獣vs怪獣だと三竦みで話がシンプルじゃないんだよなぁ。
しかしゲゾラは可愛いな。ぴょこぴょこ歩く様なんざキュートすぎる。しかも名前がゲソだぜ、下足。最高にイカしてるわ。
カメーバは次に可愛い。ジャバラの首が伸びるギミック。最高だね。
ガニメは特に可愛くない。
しかも宇宙アメーバは人間にも寄生するんだわ。すげー。ボディスナッチャーみたい。
調べたらボディスナッチャーの第1作目は1956年だ。今作が70年だから、古典SFとして参考にする所はあったのかな？
そして小林夕岐子は演技上手い。
円谷英二の死去後での作品なんだね。緯度ゼロと込みでヒットしてたら、また歴史が変わったであろう1本。
