伏線の意味と回収が華麗過ぎて否定の隙と未完成なイメージを与えた原作を、映像化する事で完成させた大作だと思う。
色んな知識とその使い方を教えてくれる作品だし、見事。
私はやはり晩餐の入れ替えのシーンでゾワリとしちゃう。あれは、映像で見るべき。
何となく知ってる絵画が、暗号として意味を成す様は暗号好きミステリー好きにはたまらないよ！要所に散りばめられた解説も楽しい。
キリスト教の根底を揺るがすと、原作時かなり荒れてたのを覚えていますが、改めて観れて良かったなー。
中学生の時に面白すぎて2日間で読み切った記憶の原作。5文字の暗号を先読み出来たのが異常に嬉しかったのを覚えてます。
元からダ・ヴィンチが好きだったのもあるが、原作の素晴らしさに萎縮して今日まで映画観れなかった。
賛否両論あるのは知ってる。でも私は無宗教だし、キリストは神か？人間か？には興味を持てずダン・ブラウンの結末への導き方と違和感なくダブルで暗号出すところや、解けていたものでも正解なのに「知りたい？ねぇ本当はね」とクスクス笑いながらもっとデカイ真実あるんだよと無垢に笑いながら差し出す頭脳に脱帽しかできないんです…
多面的に物事を見る、と言う事の大切さも分かるし大変勉強になるのでまた観直したい！
日本は島国で陸続きじゃないし、宗教論争みたいなものが身近じゃない分入り込みにくさはあるかもしれない。ただ、今のタイミングで観れた事は時世的にかなり良かったと心底思います。
ジョンレノが少ーーーし勿体ないと思ってしまったし、シラスにビックリ「ヴィ、ヴィジョン！？あんたヴィジョンやないかいっ」でした(笑)
ルーブル行きたい。
でも飛行機乗りたくない。
困ったね！
