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ダ・ヴィンチ・コードのokappaのレビュー・感想・評価

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)
3.8
久しぶりに鑑賞。一時しょっちゅう地上波放送してましたよね。

宗教的なところは置いておいて、ミステリーとしてなかなか面白いです。アクションというか、移動が多いので画面が飽きないし、俳優陣がとても豪華。オドレイ・トトゥがとっても美しい。

紀元前からの脈々と続く秘密、それを守ってきた偉人達と秘密結社、それに反する宗教秘密組織。そしてその謎を追う有能な教授。警察と謎の暗殺者との追いかけっこ。浪漫溢れる要素満点です。暗号解読も楽しい。

とはいえ、本作は現時点では史実ではなく、原作者の想像が大半のフィクションストーリーかと思います。ロマンはあるけども。

キリストとマグダラのマリアが結婚していた、あるいはそれに準ずる関係であったという記載がある文書の破片が発見されたりのニュースも確認していますが、書かれた&翻訳された時代など色々信憑性の問題がある。聖遺物については日本の古墳と同じく調査ができない。などということもあり、信頼性のある証拠はまだない。ワクワクです。色々見つかったら楽しいな。

実際キリストの子孫がもし存命なら、彼らを崇拝するのではないの、と思うのですが、そんな単純な話ではないんですよね。キリストの神性を保ち、これまでの教義の正しさを保つためには婚姻はせず子もいてはならない。ややこしいというかなんというか、難儀な話ですね。
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