ニャンタ

ダ・ヴィンチ・コードのニャンタのレビュー・感想・評価

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)
3.9
夜のルーヴル美術館、ダ・ヴィンチのデッサン《ウィトルウィウス的人体図》をまねた、死体が発見され、残された暗号を解く、ミステリー🕵🏼🏛️🇫🇷
 名画に隠された暗号なんて、知的好奇心をくすぐられ堪らないです📚🤓
 世界的に有名な名画と人物、宗教を様々な謎で、紡ぎ合わされて、重厚なサスペンスになっていました🧶🎨

 ロバート•ラングトン教授(Tom Hanks)の解説は、一つひとつが西洋史に関する「へ~」の連続で、歴史的考察や解釈論争などの世界観が面白く、絵画の解釈、象徴の記号、数学など多方面に、興味が惹かれました👨🏻‍🏫🔯

 原作(著者 : ダン•ブラウン)も読みまして、「最後の晩餐」に隠された謎解き(構図の解釈)の場面は、映像になると説得力が増すと、感嘆しました📓🎞️

 ルーブル美術館をはじめ、実在の場所や絵画をモチーフにした謎解きである為、「そういえば、Leonardo da Vinciの絵があったな」と感慨にふけりながら、楽しめました🇫🇷🏛️

 死に際に、裸にまでなって、ダ・ヴィンチが謎解きのヒントである事を強調した割には…
 死んだ館長が残した暗号は、「モナリザの壁に蛍光ペンの走り書き」しただけのような…🔓🗝️🤣謎解きのドミノ倒しが、見事でした🎳
 台詞の文章構成が、少し難しい気がしますので、小説+映画の両方をみた方が楽しめる、と思いました📖📽️

 新たな目で芸術作品を鑑賞したく、「美術史の知識」を得たい気持ちが、強くなりました📚🎨🤹🏻‍♀️
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