不死鳥の川

ダ・ヴィンチ・コードの不死鳥の川のレビュー・感想・評価

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)
3.7
キリストは神かそれとも人間かという禁断の問いを題材とし、そこに象徴学でアプローチしていくミステリー映画。

2020年3本目。1年半ぶりくらいに3度目の鑑賞。

敬虔な海外のクリスチャンたちがこの映画をどのように受け止めたのかは気になるところだけど、個人的にはこの淡々と謎を解いていく感じ、好きです。映画向けに謎解きを簡略化したり、アクションシーンなどを入れたりして大衆指向にしているけど、そのバランスが崩れ過ぎずにちゃんとミステリー映画として成立しているところはさすがロン・ハワードだなぁと思う。

ただ、本題の部分が衝撃すぎてラストシーンは頭に入ってこないし、ラングドンが子供の頃井戸に落ちて閉所恐怖症である設定とかはいるのかな?って思ったり。もう少しコンパクトにするか、より本格的な謎解きミステリーにして欲しかった感はある。

総じて歴史に題材を得たミステリーは無条件で好きだから楽しめた。
不死鳥の川

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