びーる

ダ・ヴィンチ・コードのびーるのレビュー・感想・評価

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)
4.1
歴史、宗教史を紐解く推理映画
「ダ・ヴィンチ・コード」
この物語の鍵となる「聖杯」とは何か…終始、興味を掻き立てられる作品でした。

宗教史において、聖書の解釈の違いは戦争を起こすほど重要視されており、この作品でも聖書に対する解釈がなされ今までの宗教史に一石を投じるという危険も孕んでいました。

監督がロン・ハワードということもあり、宗教映画にとどまらず、大きな謎を解明する壮大な冒険映画として鑑賞することが出来ます。推理に奔走し、裏切りに困惑する…二転三転とする物語にハラハラが止まりませんでした!

歴史オタクで知られるトム・ハンクスやアメリでお馴染みのオドレイ・トトゥなど、俳優人も豪華で、さらに哲学的で知的なセリフに説得力がありましたね!

約3時間という、消費カロリーの高い映画ですが、登場人物とともに謎に迫る壮大な冒険映画として楽しめる作品です!!
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