囚人13号

ハンサム★スーツの囚人13号のレビュー・感想・評価

ハンサム★スーツ(2008年製作の映画)
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かつてドラゴンズのピンチを幾度となく救ってきた豪肩外野手みたいな名前の監督、しかもめちゃくちゃ真面目な漢字なのに調べてみたらフットワーク軽い映画ばっか撮ってるじゃん(褒め言葉)。

ずーっとうっすらスベってる気もするけど、ハリウッドの頭空っぽで楽しめるコメディみたく消耗品としてなら良質なのかな。
モテ具合の馬鹿らしさは絶妙だがルッキズム反対!と叫びつつ極端な展開が続いて色々破綻した構造に疑問が湧き、正直なところ単純に"映画"として興味が湧かなかったのもまた事実。

それはそうと人の幸せを見つけては盗撮して進んでくゲーム今度やってみようかな。いやもちろん嘘です。
勝手に笑ゥせぇるすまんみたいな展開になるかと思ってたが、しかしそうならなかったのは塚地さんの善人的なブレーキが効いたんだろうな。一瞬人間の欲求に負けそうになってから病院へ向かうクライマックスはアツい、俺はこれから不細工のアイデンティティを矢面に立って叫んでいきたい。
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