オーウェン

SPIRIT スピリットのオーウェンのレビュー・感想・評価

SPIRIT スピリット(2006年製作の映画)
3.6
いきなり始まる天下一武道会のようなリング上での戦い。
そこにはリー・リンチェイ時代に見せていた弁髪姿。この髪型だけでもすでに本気度が伺える。

そこから回想形式になり、なぜ武道会に出たかが明かされていく。
2006年なのになぜかリンチェイの全盛期のような時代物が展開されていく。
典型的な復讐からの報復。そこが最後の試合につながっている伏線。

そして中村獅童のクンフーの技はどれほどのものか。不安は稀有に終わる。
ジェット・リーと対峙するだけの技量はしっかりと発揮していた。
特に三節棍と刀のやり取り。久々にリーの三節棍を堪能できた。

実在の人物だからあのような結末が出来上がったのだが、最後に多分に持ち上げているのが気にはなった。
オーウェン

オーウェン