鍋山和弥

APPLESEED アップルシードの鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

APPLESEED アップルシード(2004年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

・・・・これは、どうなんだろう?この世界を、束ねるのは、人類か?それとも、感情を、抑制された、バイオロイドか?僕は、個人的には、バイオロイドが、この世界を、束ねるかどうかは、ともかく、人類は、生殖機能を、抑制させ、子供を、生むことなく、自然と、苦しむことなく、消滅も、アリなのではないかと、考えます。地球では、人口増加による、資源不足も、問題ですし、裕福な生活を、保つための、環境破壊も、問題だと思います。戦争の危機という問題も、ありますし、金銭欲からくる、環境破壊もじさない、権力者の存在も、問題です。この作品内の、バイオロイドが、この世界を束ねるのに、相応しいかは、分かりません。ただ、世界は、このままじゃいけないことは、確かです。なので、この世界を、任せることが、できる存在が、できた時、むしろ、生殖機能を、無くした状態で、苦しむこと無く、自然消滅も、一つの選択肢な、気がします。ただ、間違えてはいけないのは、人類の、全てが、悪いわけではないということです。それは、『愛』です。この作品内の、『デュナン』と『ブリアレオス』のように、互いを、思い合う気持ち。これは、大切に、思います。ただ、その『愛』という、観点からしても、生殖機能を、無くすだけなら、子供が、生まれないだけで、互いに、愛し合いながら、寿命を迎え、消滅するので、悪くはないとも、言えなくはないです。しかし、バイオロイドの、性質を見ると、感情を、一律に、抑制という、性質です。それは、人類の、互いを思い合う、素晴らしい感情である、『愛』すら、抑制します。互いを、思い合うのですから、『愛』だけは、抑制しないように、できないか?この観点で、僕は、バイオロイドに、全てを、任せることに、反対です。僅かながらの『愛』より、強い『愛』を、僕は、望みます。
鍋山和弥

鍋山和弥