『莫逆家族バクギャクファミーリア』PG12
製作年2012年。上映時間127分。

田中宏による日本の漫画作品。 『週刊ヤングマガジン』田中宏による日本の漫画作品実写化。
主演はチュートリアルの徳井義実。

ええ年したオッサン連中が昔取った杵柄ヨロシク暴ヤン(暴走族)ゴッコに執心し、弱いもんイジメしかしとらん描きかた。
原作は丁寧に描かれてるし、そないな印象はなかったのになぁ。
キャストはイケイケドンドンの俳優さんたちで今も光る方々。
徳井義実や大悟、そして元BLANKEY JET CITYの中村達也は別の世界の人やけど、
林遣都、阿部サダヲ、玉山鉄二、
新井浩文、小林正寛、山下リオ
井浦新、大森南朋、北村一輝
倍賞美津子
錚々たる面子と、まぁ良く呼べたなぁ。
ネトフリの『全裸監督』には及ばんけどスゴイ。
当然かも知れへんけど、俳優さん一人一人の演技は巧いし、役者素人にしては徳井も一生懸命演じる姿勢が清くて胸が温かくなりましたが、描き方が悪い。
主要メンバーたちの17、8才の頃の回想シーンを上記のオッサンたちにやらすなよ👊
俳優二人位人減らして、その銭でJr.のジャニタレキャスティングしろよなぁ🙋。
そう云う意味でもかなり勿体ない映画という印象を持ちました。

『湘南爆走族』
『ビー・バップ・ハイスクール』
『BAD BOYS』は今じゃナンセンスなんかな。
いやいや、『今日から俺は！！』は多少ヒットしたかな。
今は『東京卍リベンジャーズ』頼み。
どうか実写化は良いものにしてください🙏😖

あらすじは
17歳にして関東一の暴走族『神叉』のトップを張っていた火野鉄は、30歳を過ぎた今は建設作業員として平凡な生活をおくっていた。
しかし、ある事件をきっかけに理不尽な現代社会に異を唱えることを決意。かつての不良仲間たちを再集結させる。。。

背景や人物の繋がり等かなり割愛されているので、この原作の漫画は長いし二時間で描くのは難しい。
だから、詰め込めるだけ詰め込め‼️感がある。
云うなれば、駄菓子の好きな人向けにメジャーなお菓子チョコボールやチョコバット、チロルや、はたまたスーパーBIGチョコとかの詰め放題(チョコばっか😀)で、一つ一つ味わったら美味しいのに、一気に食い過ぎて胸焼けした感じ。
私的ながら『BAD BOYS』も含め、繰り返しになりますが、原作も良かっただけに、かなり勿体ない映画という印象を持ちました。
作中、登場人物の説明が軽くありますが、そんなの覚えていられる筈もなく、暴力シーンでは特に、登場人物の誰が誰だかわからなくなり、キャラ一人一人が視聴者にキャラ立ちもしない内の無意味な暴力シーンで嫌気をさしてくるやもしれません。
血が苦手な人は見ていられないかもしれません。
漫画を読んでる小生でも、途中、ストーリーについていけないありさま。
不良が中年になった時の人生を描いている様やけどイジケてるだけで、結局、立ち直っとらんやん。

〓映画ＴＫ３６５／６２２〓
◁ ２０２３▷

▫莫逆家族　バクギャクファミーリア
▫DVDレンタル／TSUTAYA
▫️Yahoo!映画★★★☆☆２.７
▫️Ｔ Ｋ評価： ★★★☆☆３.０
▫️映画ＴＫ通算：２４４７本　
▫️Filmarks通算：１３１２本

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熊切監督の描く暴力が『ディアスポリス』同様、悪い感じに仕上がった作品。

まさに中年になった東京リベンジャーズ。暴走族が高校生の親になっても「家族＝暴走族」のために命をかけ喧嘩する。それか日常というヤバい世界観。

親父たちの抗争のために、何度も拉致＆レイプされる元暴走族の娘とか、あまりに不憫です。

バリバリの暴走族OBが、ヤクザにも反グレにもならず、堅気の暮らしをしながら徒党を組んで抗争喧嘩三昧って、凄いファンタジー。

脱税徳井以外は、物凄い豪華キャストが集まってます。そこは見所かも。ただ、30代から40代の彼らが高校時代を演じてるのは、かなり厳しかった。