よりとも

赤ひげのよりとものレビュー・感想・評価

赤ひげ(1965年製作の映画)
4.4
□見たきっかけ
フィルマークスで高評価だったため
○良かったところ
・主人公の医者が患者の生き様や人情に触れることで自分を見つめ直す成長譚がおもしろかった。
・女を手術するシーン。手足を羽交い締めにして、縫合する様子は生々しく臨場感があった。
・赤ひげの戦闘シーン。医者なのに強すぎ笑
・おとよの迫真の演技。最初は廃人のような表情だったのが徐々に和らいでいくのが素晴らしかった。床を磨き続ける時の表情は夢に出そうで怖い。
・療養所を嫌っていた主人公が、赤ひげや患者の人間性に触れ、ついに療養所の医者の証であるお仕着せを着たシーン。
・死にそうな長坊の迫真の演技。
・お手伝いさんが大根で女を殴るシーン。
・加山雄三が別人みたいで驚いた。
・放映も時代設定も古い時代なのに、古くささを感じさせないストーリー展開。
・主人公が慢心していた自分の愚かさに気づくシーン。
・急に「休憩」とでて五分ほどサントラが流れたところ。曲をじっくり聞けてよかった。

△気になったところ
・最初の狂った女はどうなったのか。
・女性のしゃべり口調がみんなにかよっていて、ゆりやんの昭和の映画のモノマネを思い出した。

でもかなり高評価にさせていただきました。それだけ見応えがある。
よりとも

よりとも