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テイク・ディス・ワルツのri2のレビュー・感想・評価

テイク・ディス・ワルツ(2011年製作の映画)
4.6
語りたい点が多すぎる。

してくれないこと、ちゃんした会話がないこと。
それがとても辛いマーゴの気持ちが痛いほど伝わってくる、ミシェルの演技力。
愛してるだけじゃ、物足りない。
平和で笑い合うだけじゃ、物足りない。
28歳、欲しいのに子なし、したい仕事じゃない。

終始人妻に振り回されるダニエルがなかなか可哀想だなと思いつつ…
一番面白いのは、1回目のアトラクション、1人で乗るスーツ男。

始まり方が好き。焼き菓子ムービー。あのシーンがいつまでも頭の中に残る。

ところどころの色合い、光のあたり方、女性っぽい視点だなと思ったら監督女性だった。
死ぬまでにしたい10のことの主演女優が監督しているとは。

結婚5年目に見るのに現実的な意味でとてもぴったりな映画だった。物足りないなと思った時に立ち止まってこの映画を見たい、一緒にずっと付き合って欲しい。

プールが昼も夜も印象的。
ファッションが可愛い。
風景や街並みのカットがすてき。
足のカットが印象的。
人生を感じさせる裸体軍団。迫力あるボディに「最初だけよ」がとてつもない説得力
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