しゅん

近松物語のしゅんのレビュー・感想・評価

近松物語(1954年製作の映画)
3.6
京の大店の奉公人・茂兵衛は、金を工面しようとして大旦那の逆鱗に触れる。時を同じくして家を飛び出した奥方・おさんと共に逃げるが、不義密通と誤解されてしまう。

船堀名画座にて鑑賞。かなり見ごたえのある悲恋話だった🥲
茂兵衛は線の細いイケメンで、おさんはめちゃくちゃ美人。どちらもありえないくらいの色っぽさで、今とは時代が違うとはいえ役者の質が全く異なるのご面白い。

完全負けヒロインのお玉が不憫だ😅茂兵衛も大人しくお玉とくっついていれば…とも思うが、それをあの旦那が黙って見ている訳もないし、さりとておさんの依頼を無視すれば彼女の実家が潰れる。
これもう、旦那を説得して金を借りる以外に道がないのでは…?そうなると、あのクソ兄貴をどうにかするしかないのか…🤔💦うん、詰んでるorz

「悪いことをしたには訳もあろうが、親の前で捕まるようなことはするなよ!」
…ツンデレ親父…(笑)
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