宮川一夫のカメラワークを楽しむ映画。音楽は羅生門の早坂文雄。
長谷川一夫が太ってきて町人の衣装だとそれが浮く…が、彼の二重あごは見ないふり。
日本家屋の奥行きをとらえてくれるから、家人の距離感(家人…
面白いけど、不勉強ゆえに時代背景の理解が及ばない所もあった。とにかく顔の映画だなと思って、役者の顔が脳裏に焼き付く。冒頭、磔にされる女性を話題に出して性差を語る場面があって、そこの一幕は現代にも通ず…
>>続きを読む2024.9.16 58-82
ダラダラ観たのでまた観る。
決心の後、画面外に一度消え、画面外にて既に事が生じ、戻ってきた時にはもういない。画面に映るのは、出て行った後の揺れるドアの痕跡この一連…
めっちゃおもろい
一人一人の思惑と感情でどんどん話が拗れていく脚本と、画面が飽きないカメラワーク、すげえ
アマプラで観たから流石に映像綺麗とは言い難く、綺麗な映像で観直したいなぁと思った(観ておい…
濱口竜介監督の「他なる映画と」にあったので見てみた。溝口監督の作品を見るのは初めてだったが、こんなに面白いとは。
大きな商家の妻おさんと、そこで奉公する茂兵衛の姦通を描いた作品だ。人形浄瑠璃の演目…
白黒でもセリフが多少聞き取りづらくても純粋に"面白い"と思える話運び、本当に凄いなと思う。溝口作品を観るのはコレで3作目だけど全部そう感じる。
あれよあれよと破滅の道を辿りながらも、2人のしっかり…
古典的なつくりを観ることは非常に大事だなと思った。
家を出る、実家に帰る、格差恋愛、一つ一つが大事件。
あらゆる物に誘惑される現代とは違い、真っ直ぐ人を愛する姿勢を観て、人間として忘れていた何かを思…