宮川一夫のカメラワークを楽しむ映画。音楽は羅生門の早坂文雄。
長谷川一夫が太ってきて町人の衣装だとそれが浮く…が、彼の二重あごは見ないふり。
日本家屋の奥行きをとらえてくれるから、家人の距離感(家人…
「演技のフレッシュさ」
「寝ても覚めても」の監督が撮影前に主演女優にこの映画を観るように指示したそうで、気になって観てみました。関連はよくわかりませんでしたが、面白かったです。
琵琶湖で心中しよう…
自己破滅的な「愛」について、考えさせられる。
(1) 誰かを愛するということは、社会とは異なる次元に成立するものなのか。社会による足枷があるからこそ、そして、背徳感があるからこそ、「愛」や欲望は加…
奉公先の主人の奥さんから、本当に困っておりお金を工面できないかと相談された主人公は店のお金を誤魔化そうとするがバレてしまい、奥さんとともに逃げて死のうとするが、ずっと好きだったことを最後に打ち明ける…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
溝口健二の映画。最初は流石に観れないかもと思ったが人物相関図がわかってからはみれた。
備忘録
経師を営む旦那と御家様。そこで働くお玉に手を出そうとする旦那。お玉は茂兵衛に助けを求めて婚約しているこ…
【再鑑賞】
湖に浮かぶ一艘の小舟の上で身を寄せ合う男女。鬱蒼とした林で繰り広げられる大立ち回り。日本的な舞台装置と衣装から生まれるしなやかな所作。
そのどれもが、もうこれしかないという的確なショッ…
見終わってしばらく無言の感動作!
船のシーンが美しかった
心中しようとする直前まで茂兵衛が自分の本心を隠していた事、
告白されたおさんが生きたいという気持ちに変わる様が感動的。
江戸時代の道なら…