【過去と未来を繋いだ作品】
ウォルト・ディズニーの記念すべき長編アニメーション第一作品。
シリーシンフォニー以前の短編アニメーションと、今のディズニー長編アニメーションを繋いだ歴史的作品。
ディズニーが今作で成功したのは、ハッピーエンドという選択肢を取ったからだ。誰かが言った。
果たしてそう簡単なモノなのだろうか。
私の自論だが、感動とは
期待値を超える第一波と、
ディテールへの感心の第二波により生まれるものだと考えている。
この作品がハッピーエンドを取ったから大人から子供までが楽しめた。そんな簡単な言葉で片付けるのは、あまりにクリエーターに失礼だ。
ヒットを裏付ける要因はアニメーションを作るまでの熱意、試行錯誤、技術開発、キャスティング、音楽、色々あるだろう。
細かく書けばタイピングが疲れるくらい知っている。
細部まで拘らないと良い作品が作れない。当時ディズニーのスタジオで働いていた女性が語った。
当時では考えられないほど細部までこだわり抜いた、ウォルトの熱意。
この熱意こそが、人の心を動かすのは人の熱意であるとまさに教えられる
私にはとても大切な作品でもある。