ひれんじゃく

アルマゲドンのひれんじゃくのレビュー・感想・評価

アルマゲドン(1998年製作の映画)
3.4
開始早々衛星が爆散し、アメリカが隕石で穴だらけになり車が爆発し、ビルが爆発し、熱い炎が満ち満ちる惨状がもうマイケル・ベイで申し訳ないけど笑ってしまった。時々挟まる謎チョイスの音楽もトランスフォーマーでやったところだ!となった。エアロスミス好きなのでエアロの音楽は良かったです(贔屓目)

普段石油掘ってる野郎どもを寄せ集めて小惑星を吹き飛ばそうぜ!っていうアイデアは面白かったしわかってたけど小惑星に辿り着いてから成し遂げるまでの苦労の道のりが予想よりも凄くて見入った。こっからどうやって逆転するんだ???と気になった。ロシア人の気合い入った宇宙飛行士ニキ好き。ダークナイトでジョーカー相手にショットガンぶちかましてた勇ましい銀行員の人が大活躍しててニコニコした。

元々仲がメチャクチャ悪かった人たち同士が地球の存亡をかけたミッションに挑むうちに信頼関係を構築していくシナリオが好きなのでなんだかんだで涙ぐんだ。ただ娘の存在はいる??って感じだったし行けども行けどもホモソーシャルな世界しか見えんかったし何故か全世界がアメリカ大統領の演説を聞いてるしで胃もたれはした。アメリカ讃美が凄かった。これに真正面から喧嘩を売りに行くドント・ルック・アップとかいう映画。

個人的な感想だけど私は似たようなテイストの作品だとインディペンデンスデイの方が好きかなあ。恐怖の煽り方やそれを表現するための撮り方が好みだったというそれだけではあるが。アメリカ讃美レベルはどんぐりの背比べだとは思う。
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