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アルマゲドンのayukoのネタバレレビュー・内容・結末

アルマゲドン(1998年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

ブロックバスター大作ですね!

小惑星が18日後に到達し、地球が滅亡する! NASAは小惑星の深部まで穴を掘り、内部で核爆発をさせる作戦を決行する!ってお話。

実は見たこと無くて、見たかったんでした。見たかった理由は「水曜どうでしょう」で、飛行機で何度も見てたから。号泣して「寝てられない!あと2回見なきゃ!」とか言ってw そんなに面白いのか!と。

マイケルベイかあ、と思って実はそこまで期待せず見た。しかし、想像していたより、今見ても全然面白かった!w

これぞディザスタームービー! 流石、大ヒットしただけあるなあ。25年前か。日本でも100億越えの大ヒットだったんですね。洋画人気が低迷している今じゃあんまり考えられない。

まず、キャストが豪華ですね! ブルースウィルス、ベンアフレックは良いとして、オーウェンウィルソンも出てたのか。他にも割と隅の方まで見た事ある人ばかり。

ストーリーはやはり王道で良い!小惑星に穴を掘る!って作戦で抜擢されたのは、負け犬石油採掘チーム。かくして地球の運命は負け犬たちに託される!って展開ですね。

パニックに陥る世界をアメリカが救う!世界は固唾を飲んで祈る。アメリカ俺様映画かよ!って思う人がいるのかもしれないけど、私はアメリカもアメリカが世界を救う話も好きだし、最強であれ!と思うから楽しかったw

本当に隕石が落ちてきたら、戦争どころじゃなくなって、人類は一致団結するのだろうか、なんて呑気なことも考えた。しかし、見ながら「ドントルックアップ」が思い出された。現実はやっぱり、あちらに近いのかしら。「ドントルックアップ」ってこの映画のもう一つの結末、って発想だったのかな。

まあ、気になるとこはあった。スティーヴブシェミのキャラは良くなかった。コメディリリーフなキャラかもしれないけど、イラつくし、ああいうキャラにするなら役に立つシーンを入れないと、何しに行ったんだっけ?という気持ち。

離婚されたキャラが地上に戻って元嫁と息子が待ってるのも何だかなーとか思ってしまった。凄く嫌われてそうだったけど、地球を救ったら何をしても許されるの?w

ブルースウィルスと娘の話は王道で良かった。私はブルースウィルスは死なないから、どうやって助かるのかな?と思っていたら死んじゃってビックリ。マイケルベイ、舐めててごめん、という気持ちになったw

やや荒唐無稽ではあるけど、全力エンタメ作品に仕上がってて、充分楽しめたし、マイケルベイを見直した作品になった。

これ、ラズベリー賞ノミネートされてたんですね。ベンアフレックとリヴタイラーが最低スクリーンカップル賞か。結構お似合いに見えたけどなあ。

でもこういう大ヒット作がノミネートされるのは、良い気がする。批評家の評価が低くても、客入ってますが何か?ってなるから。

今年のノミネート、「エクスペンダブルズ4」とか「シャザム2」とか興行コケた映画は、何か気の毒に見えちゃうような。ま、スタローンは気にしてないかもしれないけど。
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