90年代の作品を少し甘く見ていたのかもしれないが、めちゃくちゃ映像が綺麗で驚いた。制作年も20c→21cへの世紀の代わり目であり、当時の人たちはどう感じていたのか気になった。
Harryの仲間たちのおちゃらけた感じ、荒くれ者で真っ当でない感じに引き換え、いざ宇宙に出ると人類のために戦うかっこいい男たちになる。
私の経験則になるのだが、宇宙が絡む作品は①事故が起こり、②誰か死に、③ただし全滅はせず誰かは必ず帰還するみたいなパターンがほとんどだと思う。そして本作もその例に漏れずその構成を辿るのだが、父と娘、ボスとその部下というコントラストが巧みで、なぜ本作が名作と呼ばれるのかがわかる。
