ヒュー

アルマゲドンのヒューのレビュー・感想・評価

アルマゲドン(1998年製作の映画)
4.5
迫り来る小惑星、地球の終末期。地球の命運は14人の穴掘りと宇宙飛行士に託された。

小学生の頃観てラストとブルース・ウィリスは鮮明に記憶に残っていたがそれ以外は完全に忘れてた。こんな男同士の激熱ムービーだったとは。
150分という長尺がマイケル・ベイ監督の少々の荒さのおかげでむしろ短いくらいに(笑)。必要かと言われれば微妙なシーンは多いが楽しいから良し。特に石油採掘場でベンアフを撃ちまくる所なんて危なすぎるだろ。それでもそれぞれの男のドラマやジョークを飛ばしながら宇宙訓練したりと見所満載ですぐに時間が過ぎてあっという間に宇宙に飛び立ってました。
内容もTheアメリカ映画って感じでマイケル・ベイ監督らしい不要不急の破壊シーンが幾度となくあります。絶対必要ないのにただ爆破したいだけだろみたいな(笑)。
今になって観るとキャストが本当に豪華ですね。チャラいベンアフ、イカれたブシェミ、イケボのビリー・ボブ・ソートンにマイケル・クラーク・ダンカン、リヴ・タイラーまで。あと私的には『プリズンブレイク』のウィリアム・フィクナーが出てたのは嬉しかったです。
ハリーAJ以外だとセールスマンことチックと出番はそんなに多くないけどオスカーが好き。チックと息子のシーンもめちゃくちゃ泣けた。個性豊かな人物たちの掛け合いも観てて面白いです。

文系脳の私から観ても明らかにおかしいような場面もちらほらありますがエンタメ作品として面白いから文句無し。エアロスミスの"I Don't Want to Miss a Thing"も頭から離れません。

"私の長所は全てパパから受け継いだものよ"
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