これは坂口拓を見る映画だ!
ジャンプ伝説の漢気漫画、その名も『魁!!男塾』
知る人ぞ知る、かの有名な『民名書房』を制作した事でもその名を轟かせているとかいないとか。この事について知りたければコメント欄にご連絡頂ければお答えします。いや、ググった方が早いけど、熱弁しますよ。
原作は剣桃太郎と愉快な仲間たちが次々現れる敵を打ち倒しては笑わせて笑わせては打ち倒しを経た後、なんやかんやあるという『ドラゴンボール』と『北斗の拳』の中間をギャグでぶった切った様な内容。
これは読んだ者にしかわからない癖になる味。
本作はその原作の始めの方の実写化に成功はしてないけど、失敗したけど、頑張ったんだ。
書きたいことはたくさんある。
でも、これだけは伝えねばならない。
坂口拓という男の存在だ。
ギャグパートも、原作同様それなりだし、役者は半分はキャスティングミスだけどアクション側はベストキャスティング。
監督兼脚本兼主演とこなしており、別に脚本が悪かったわけでもない。
最後の決戦のシーンなんてもう刮目せよというまでもなく凝視。
坂口拓のアクションは人を惹き付ける。
やっぱりアクションていいなぁ。
すごいど派手なCGやらなんやらを用いたアクションだけがアクションではない、そう知らしめる為にはこの方のアクションは必見。
本作がヒットしなかった事が無念で仕方ない。
何がいけなかったのだろうか、坂口拓の認知度がそこまで高くなかったからか。
個人的には原作並みの馬鹿さと真剣さがちょうど良かった。
全キャラ出さなかった所がいけなかったか。
そして卍丸先輩が見たかった。ひと目でいいから。