「豹/ジャガー」に続いてこれまた激渋のフランコ・ネロ。
西部劇ヒーローに共通するのは眩しそうな目。イーストウッドもリー・ヴァン・クリーフもフランコ・ネロも同じ目をしている。
なんとネロ25才でこの渋さ、だからか1966年だけで本作を含め、「真昼の用心棒」「続・荒野の用心棒」「天地創造」など6本もの映画に出演している超売れっ子の忙しさ。
さて、映画の方は王道のマカロニウエスタンであり復讐物。ヒーローには弾は当たらないけどザコキャラはバッタバッタと死ぬ。
冒頭、中盤とあれほど当たらなかった弾がクライマックスでは全弾当たる。それも1発であの世。ボスだけは特別に5発なのも様式美か？
それにしてもフランコ・ネロも笑わない、銃の構え方、タバコの吸い方、馬の乗り方、いちいちカッコいい。
