みてべいびー

ジェラシーのみてべいびーのレビュー・感想・評価

ジェラシー(1979年製作の映画)
3.7
Harvey Keitelファンになってからずっと観たかった作品。彼がメインではないけど。
あらすじ読んでへカテを彷彿とさせたから、絶対に好きなんだろうなぁと思って観た。ものすごく勉強になったし、ベッドシーンと手術中の画をクロスカッティングさせるのとか痺れまくり、かっこよすぎ。ミレーナの部屋のプロダクションデザインもエキセントリックで好きだった。クリムトとエゴンシーレの絵画の使い方も良き。
でもなんだろう、結構長く感じてしまった。ガンファンクル演じるリンデンは出会った頃に戻りたいと連呼してたけど、果たしてこの二人に手放しで幸せな時などあったのだろうか。観たあと二人の幸福の図が浮かばなすぎて、何もかも彼の幻想だったのでは、とさえ思える。そもそも20代そこそこのTeresa Russelのような美女が、彼のどこに惹かれたのかがひたすらわからない。男運が悪すぎる。
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